『わたしの備忘録』

『わたしの備忘録』

ご機嫌よう。仮想のわたしだよ。徒然なるままに「わたし」がブログを更新するの。「わたし」の便宜的説明はサイト下部かサイドバーへ。

掌編『掌編のような、現代詩的な何か』

『掌編のような、現代詩的な何か』

 

「愛に焦がされ魂が不完全燃焼を繰り返す。体内から鼻腔を通り抜けるは魂の煤の薫り。それはどんな高等な香木よりも私を魅了する。煙は身体の至る所から姿を現す。五臓六腑を蝕むそれを、逃すまいと私は吸い戻した」

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   言葉たちは収束していく。それを知ったのはいつだっただろうか。僕たちは言葉の持つ力をどう説明できる?この言葉さえ例外じゃない。お前は言葉に何を託して、投げ放つんだ?問い続ける。僕は言葉の持つ力そのものに平伏し、そして仰ぎ見ることしかできない愚か者だ。それでも、こうして筆を進めるのは僕が言葉の収束を知ったからだ。それを記録に残すことが義務のように思えた。だから、再び僕は言葉たちを集めている。

 

陰鬱な綺麗さは程遠い所へと消えていった。

 

 

p.s:

逆なんだ。

評価されたいから書きたいんじゃないんだ。読まれたいから、読んで欲しいから、その為に書き、そして評価されたいんだ。そうしなければ、読まれない。読んでもらえない。

 

 

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